投稿日:2009-01-14 Wed
今日,東大落城と題して,東大安田講堂の36時間に及ぶ,機動隊と全共闘の攻防がテレビでやっていた。勿論,リアルタイムではなく,ドラマ仕立てのドキュメントだ。正直,東大安田講堂が,ドンドン陥落するに従って涙が出てきた。
私はマルクス・レーニン主義は好きではない。ソ連の崩壊や,ベルリンの壁崩壊を見ても解る。しかしそれで「共産主義はダメだ。やっぱり資本主義だ」とは言わない。資本主義の最たるものが,今の格差社会だ。富めるものと貧しいもの格差が大きすぎる。
それは政治家が自分達の為にしか政治を行っていないからだ。天下りも無くならないし,独立行政法人も,まだまだ腐る程有る。
小林多喜二の蟹工船・・・。読んでいる人が多いと言うが,ならどうして立ち上がらないのか。労働運動を起こせばよい。デモして国会の前でがなり立てたって,政治は変わらない。
学生運動が盛んな時は,無差別殺人や刃物を使った悲惨な殺人なんて無かったように思う。親殺しや児童殺しなども無かったと思う。それだけ,みんな貧しかったけど,まともな人間が多かったんだなと思う。
今の政治家は本当に良いと思う。一致団結して何かをしようと思う大学生も高校生もいない。今のこんな酷い国を何とかしようと,このドキュメントドラマのように大学生が共闘して国に戦いを挑むような事はない。
何故なら,集団を作れない学生ばかりだからだ。リーダーシップを発揮できる人間もいないし,自分さえ良ければと言う考えの学生が多いからだと思う。しっかりと勉強して,良い学校に入る事しか頭にないし,それによって自分さえ,将来,安定した生活が出来れば良いとしか考えていないからだろう。
国を良くするよりも,先ずは自分である。それも一つの生き方として否定は出来ない。
当時の日本の最高学府の東大生が,安田講堂を占拠し全国の学生に日本を変えようと呼びかけた。早稲田を始めとする東京の大学生が行動を起こした。京都でも京大や同志社,立命館の学生が行動を起こした。大学の前には立て看板がいつも立ててあった。今,立っているとしたらクラブの紹介か大学内の行事の紹介くらいだ。書かれている内容も変わったものだ。
今の若い子達のエネルギーは,全くつまらない事に向けられている。頭の悪い男の子達は女の子のケツを追い回し,SEXする事がステータスのように思っている。男ならもっと他に目を向ける事があるだろうと思うが,軟弱なヤツが多い。安田講堂には女子大生もいた。「女だてらに」と言ってはいけない。国を変えようと思う気持ちには,女も男もない。
大学生の闘争も,結局,これで終わってしまった。もう後に続く学生は出なかった。その後も,各地でくすぶってはいたが,火は点かなかった。みんな変に賢くなった。どうせやっても日本は変えられないと思ったのだろう。正にその通りだ。幕末の志士達が,徳川幕府を倒すのとは,ワケが違った。
しかし今の日本は何とかしないといけない。渡辺議員が自民党を離党したが,志は大いに評価するが,後に続く人がないというのが情けない。安田講堂以降,後に続く学生がいなかったのと同じのような気がする。自民党の他の議員は,やはり保身に回っている。日本の流れを変えるのは,今は最大勢力の自民党しかいない。今年,選挙があって,もし民主党が天下を取ったら本気で国を変えて貰いたい。昔,社会党が第一党になったが,結局は何も変わらず,次の選挙では,また自民党が第一党になってしまった。
その二の舞を踏んで貰いたくないものだ。
国民があって国家がある。何れにせよ,国民に優しい国作りをして欲しいものだ。
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